良いアイデアはある?
じゃあまずは製作のための事前準備から始めよう
「手袋製作」のための事前準備
手袋製作の事前準備にはHOKETの型紙が便利です。
乳児さんの場合はあらかじめ大人が形に切ってあげる必要がありますが、ハサミで曲線が切れる4歳ごろからは、形を画用紙に印刷してハサミの練習として製作に含めるのも良いと思います。
「手袋製作」の材料
- 画用紙
- hoketの手袋型紙
*記事の最後で無料配布中です - はさみ
「手袋製作」の作り方
- 型紙に合わせて画用紙をてぶくろ型にカットします。
手袋製作の前におすすめの絵本
手袋製作の導入には絵本がオススメです。
手袋を題材にしたお話は沢山ありますがここでは最もオススメの絵本を1冊紹介します。
手袋製作の前にはロングセラーの絵本『てぶくろ』がオススメです。
最近はあまり見ないような子どもの絵本にしてはちょっとリアルな絵柄で描かれていてちょっと怖い?と感じる子どももいるかと思いますが、順番に手袋の中に入っていく動物達を見て次はどんな動物が出てくるだろうと想像力が掻き立てられて、最後には楽しかったと感じられる物語です。
さあ!次はいよいよ製作だよ。全部で5例あるけどまずは乳児さん向けから一緒に見ていこう
年齢別手袋アイデア5選
ここからは、0歳から5歳までの子どもが楽しめる手袋製作アイデアを年齢別に5つ紹介します。
【0・1・2歳】毛糸をペタペタ貼って作る手袋製作
毛糸のほわほわした感触を楽しみながら製作に取り組んでみてください。
細い毛糸より見本の写真のような飾り付きのボリュームがある毛糸がかわいく仕上がるのでオススメです。
「毛糸の手袋」のねらい
- 毛糸の素材の感触を楽しむ
- 指先を使ってテープを剥がして貼る事を楽しむ
「毛糸の手袋」の材料
- 毛糸
- 両面テープ
- 手袋型に切った画用紙
- はさみ
「毛糸の手袋」の作り方
- 両面テープを手袋に貼る
- 毛糸をハサミで切る
ハサミがまだ使えない場合は先生が事前準備で用意してください。
ハサミを使う場合毛糸の端と端を持ってピーんと張った状態切るとやりやすいです。 - 両面テープを剥がして粘着部分に切った毛糸を貼る
【2・3・4歳】毛糸をくるくる巻いて作る「手袋製作」
手袋に毛糸を巻きつけてた手袋製作です。
ここでは画用紙を型にしましたが硬い厚紙やダンボールを使うと、毛糸を巻く時紙が丸まってしまう事なく作れるので失敗が少ないです。
「毛糸の手袋」のねらい
- 毛糸が絡まらないように工夫しながら扱う
「毛糸の手袋」の材料
- 毛糸(20cmくらい)
- 手袋の型(厚紙orダンボールがオススメ)
- セロハンテープ
- ハサミ
- 両面テープ
「毛糸の手袋」の作り方
- 手袋の型の周りにハサミで切り込みを入れる
- 手袋の表と裏を決め、裏にセロハンテープで毛糸を貼る
- 切り込みに毛糸をかけながら毛糸を巻いていく
- 毛糸の長さがなくなったら裏面で毛糸をセロハンテープで留めて工程1〜3を繰り返す
- 最後に手袋の下に白い画用紙の飾りを両面テープで貼って完成
【3・4・5歳】チクチク「縫って作る手袋」製作
縫って作る手袋製作は今回オーソドックスな”なみ縫い”を紹介します。もう少し簡単に縫う手袋製作にチャレンジしたい方は”かがり縫い”がオススメです。
かがり縫いは全ての穴の上から下に毛糸を通して作ります。
「縫って作る手袋」のねらい
- 完成した喜びを味わう
- のりやテープ以外に2枚の紙を繋ぐ方法を知る
「縫って作る手袋」の材料
- 手袋型2枚
- 穴あけパンチ
- 毛糸
- セロハンテープ
- はさみ
- モール(お好みで)
- ぼんぼん(お好みで)
「縫って作る手袋」の作り方
- てぶくろ型の画用紙を2枚合わせて穴あけパンチで下以外の周りに穴を空ける
- 毛糸の端を手袋の内側にセロハンテープで貼る
- 毛糸のもう一方にセロハンテープを巻いて針の代わりにする
- 近くの穴から毛糸を上に出す
- 次の穴に上から毛糸を入れ、下から毛糸を出すを繰り返す
- 最後はまた手袋の袋状になっている内側にセロハンテープで留めて余分な毛糸を切って完成
【4・5歳】縫って作る「雪の結晶柄の手袋」
上で紹介した”チクチク縫って作る手袋製作”が出来たら縫う事で形を作る製作に挑戦してみてください。
ここでは雪の結晶の作り方を紹介します。
「雪の結晶柄の手袋」のねらい
- 縫う表現で形を表現する
- 様々な技法に興味を持つ
- 作品を完成させて達成感を味わう
「雪の結晶柄の手袋」の材料
- 手袋型
- 毛糸
- 穴あけパンチ
- 毛糸
- セロハンテープ
- キラキラテープ(お好みで)
「雪の結晶柄の手袋」の作り方
- 対称になるように8箇所穴を開ける
- 毛糸の端を手袋型の裏面にセロハンテープで貼る
- もう一方の毛糸の端はセロハンテープを巻いて針の代わりにする
- 近くの穴から毛糸を出し、対称の穴へ毛糸を刺す
- 次は近くの穴から毛糸を出し、対称の穴に毛糸を刺すを繰り返す
- 最後は裏面でセロハンテープを留めて余分な毛糸を切って完成
【5歳〜】縫って模様を表現する!『手袋製作』
“チクチク縫って作る手袋製作” ”縫って作る雪の結晶柄の手袋”のさらに応用編の製作です。縫う事で形を表現できる事を知ったら次は偶然出来た形や作る形を再現する事に挑戦してみてください。
この時毛糸もシンプルなものから装飾付きのものまで用意して色々な糸を使って楽しんでみてください。
『手袋製作』のねらい
- 縫って形を自由に表現する
- 偶然出来上がった形を楽しむ
- 頭でイメージした形を表現する
『手袋製作』の材料
- 手袋型
- 穴あけパンチ
- 毛糸
- セロハンテープ
『手袋製作』の作り方
- 穴を手袋型に自由に空ける
真ん中に穴を開けたい場合は画用紙を折って穴あけパンチする - 毛糸の端を手袋型の裏面にセロハンテープで貼る
- もう一方の毛糸の端はセロハンテープを巻いて針の代わりにする
- 色を変える場合は毛糸を裏でセロハンテープで留めて切り、新しい毛糸を2の工程で貼り付ける
- 自由に表現し終わったところで完成
次は手袋製作のオススメの飾り方を紹介するよー
【おまけ】冬にオススメ!手袋屋さん壁面飾り
手袋製作の作品は壁面飾りとして飾る事がオススメのです。
今回は子ども達の作った作品を袋屋さんの商品として飾ってみました。このように飾ると作品が物語の一部になり見ていても楽しい作品になります。
しかもごっこ遊びにも発展できそう
次は冬にオススメの製作をまとめた記事を紹介するね
冬の製作アイデア盛りだくさん
これから先に使える冬の製作がたくさんつまった記事もオススメです。
冬の製作や絵画のテーマを考え中の方はぜひチェックしてみてください。
手袋型紙無料配布中
今回の手袋製作で使った手袋の型紙は下のボタンからダウンロードする事が出来ます。ぜひ製作活動に使ってみてください。
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